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DXの最前線①~製造業~②

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製造業DX事例DX

担当:大蔵
皆さんこんにちは!
Frontier Lotusの大蔵です。
 
前回に引き続き各業界に絞ったDX化の状況や事例を
解説していきます。
 
今回は、製造業でよくあるDX化の障害とトレンドについてです。
 
・製造業におけるDX化の障害 ーITへの苦手意識とIT人材の不足ー
製造業は日本産業の中でも、各業界を占める割合は
一番多いです。しかし現状DX人材、IT人材を社内で確保できているところは
少なく、外部に依頼している事がほとんどです。
 
理由として一番多いのが
「社員および利用者のITに対する苦手意識」だと言われています。
 
(参考:https://monoist.itmedia.co.jp/mn/articles/2107/19/news074_2.html
 
特に車の部品や産業機器などはデジタル成熟度が35%ー40%前後と
3人に2人がITに関して何らかの苦手意識をもっているのが現状です。
 
解決策として、社内の人材だけでなく専門的なDX化のコンサルタントや
プロフェッショナルに関わってもらうことで、一緒にDX化をすすめていくことが重要になります。
 
 ・製造業のDX化トレンド
 
製造業におけるDXのトレンドは下の3つです。
 
①サービス化
②プラットフォーム化
③スマートファクトリー化
 
順に説明していきます。
 
①サービス化
これは今作っている製造した商品に付加価値をDX化(IT化した情報や提供ライン)することで、社内だけでなく社外に向けた製品の一つとして提供する形になります。
例:製品カタログをすべてオンラインでも見れるようにする。
パナソニック電設資材
 
 
②プラットフォーム化
このプラットフォーム化が一番想像がつきやすいDX化になります。
自社内の情報やノウハウを電子化することで、社内の人間なら誰でもいつでも
アクセスできるようになり、作業効率が格段とあがるようになります。
費用も月額で利用できるサービスも多く手始めに取り掛かるDXとして
大変おすすめです。
 
③スマートファクトリー化
これは工場とその他の部署をつなげるような仕組みを作ることで
生産管理や在庫管理、システムやAIによる生産リスク管理など多岐に渡る
業務改善方法になります。
しかし導入やシステムの効率化などには莫大な費用と緻密な計画が必要になるため、
しっかり事前のDX化する計画と社内への連携をとることが必要です。
 
例:工場のオートメーション化

まとめ
・製造業で各社IT人材の確保が課題。社外人材+長期目線での教育が必要
・DX化はプラットフォームを社内で作成し、そこから拡大していくことがおすすめ。

以上となります。
次回は実際の事例を解説します!

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