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DXの最前線①~製造業~①

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製造業DXDX事例

 担当:大藏
皆さんこんにちは!
Frontier Lotusの大蔵です。
 
本日からDXの事例を用いて
 
・DXを導入する時各業種のポイントはなにか
・どんな企業で採用されているのか
 
を解説していきます。
 
今回は、製造業におけるDXの概要についてです。
 
・製造業とは
製造業とは一般的に「目に見える商品」を作って販売する業界全般のことです。
 
実際に販売をしているのは小売店や量販店と言われる部類になりますが、
その大本を担う形となっています。
 
日本の企業で言う製造業の割合は、国全体の事業の中で
30.8%と他の業種に比べても一番高く、日本を支えている事業と言えます。
 
具体的には、工場などで使われる器械、金属、化学薬品関連、精密機械である電子部品やスマホなど電子デバイス関連、他にも食品やコスメなどの医薬品関連などが対象となります。
 
・なぜ製造業でDXを取り組むと良いのか
 
大きく分けて2つになります。
①既存の管理業務(商材管理・納品数・仕入原価など)の工数削減
②人に依存したノウハウのブラックボックス化改善
 
順に説明していきます!
 
①既存の管理業務(商材管理・納品数・仕入原価など)の工数削減について
DXを社内ですすめる上で、製造業はぜこの管理業務が特に全体の運営や
最終的な利益の増額をする上で重要になってきます。
 
なぜならDX化は生産状況や在庫の管理を半オートメーション化
ができるようになり人に頼っていた棚卸しの回数や入力ミスを減らすことが
できるようになります。
 
特に月末や月初で行っている管理業務を常日頃からDX化して、全体管理ができるようにすることで社員様の負担も下がり、会社の満足度も上がっていくでしょう。
②人に依存したノウハウのブラックボックス化改善
こちらはすぐに何かが影響を起こすわけでは有りませんが、ぜひDX化をすすめる方がよいカテゴリになります。

なぜなら、DXの目的の中に「社内のノウハウや業務をIT化することで、社内の情報を集約し効率化を図る」があります。
 
業務自体はマニュアル化されていても、現場では個々のやり方になってしまっていたり、ある運用が一部のチーム内でしか共有されていないなど環境や人依存になっている製造部分を一括でDX化し社内ノウハウを共有できるようにしておくことが必要です。
 
いつでも誰でも、確認や復習ができる環境を整えることで、
・全体の効率改善
・チェック項目の平準化による安全性強化
・新入社員の業務ノウハウ蓄積速度の改善
 
など、今ではなく未来の投資としてDXは大変おすすめです。
 
 
まとめ
・製造業における改善は管理業務と人のノウハウ
・改善することで働く環境だけでなく、会社全体の利益があがる。
 
以上となります。
次回は実際の事例と、DX化する際の障害と業界トレンドについて
まとめていきます。

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